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今月、北海道立江差高等看護学院で判明したパワハラ問題が話題になってから27日、学生の保護者らが北海道に署名を提出し、早急な解決を求めました。
この北海道の看護学校で起きた事件の内容は、複数の教員が生徒に対して嫌がらせとも取れるような暴言や、暴力まで存在していました。
また、それだけに留まらずに理不尽な留年や退学に追い込まれた生徒も存在しています。
では、なぜここまでの問題を抱えた教育の場が現在まで問題視されなかったのでしょうか。

このようなハラスメントは、当然許されるはずがありません。
実際に看護学生の声を聞いてみると、「看護学校はこんなものだ」「本当の現場(病院)は、もっと過酷だ」「自分が指導者になる時の反面教師として見ている」「看護学校に通っている身からしたら、今さら?という感じ」など、多くの声があげられました。
多数の学生が、監護学校のパワハラの常習化を「仕方がない」に近い感覚で捉えていることが浮き彫りになりました。
今回のパワハラ問題は、勇気をもってこのハラスメントを問題提起し行動した学生がいたから発覚した事実であり、今後の医療における教育の場、そして病棟などの現場での人との接し方を考える必要があります。

現在、日本には540校以上の看護学校が存在していると言われています。
病院の数を含めたら、学生たちの声が真実であれば日本の医療関係で発生しているハラスメント問題は深刻です。学生たちがこうしたハラスメントが決して許されるものではない事を周知し、勿論、学校内の教員同士でのパワハラも根絶していかなければなりません。

完全匿名ヘルプラインはこのようなハラスメント問題を完全な匿名で内部通報を行うことが出来ます。
我々はこれからも日本からハラスメントを根絶し、働きやすい環境づくりに尽内力してまいります。
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