匿名と完全匿名の違い (2020/06/01)
匿名と一概に言っても、個人を判別できる情報の公開or非公開のどちらかだけで決められるものではなく、匿名度の段階レベルが求められます。
一般的には、個人判別の基本四情報となる、氏名・生年月日・性別・住所を伏せれば、匿名と思われるかもしれませんが、音声・メールアドレス・電話番号・クレジットカードなどの情報も、匿名度のレベルに関わってきます。
その他にもネットなどで使用されるIDやニックネームなどからも、辿っていけば個人を特定できる場合もあります。
一般では、これらの個人情報に対処して「完全匿名」と言われることが多いですが、これでは本当の完全匿名とは言えません。
アクセスレベルのIPアドレスをログに取られていれば発信元を特定することは容易だからです。
以上の考えられる全ての情報を伏せて はじめて匿名レベルMAXの「完全匿名」と言えます。