50種類以上のハラスメント・・・その対策とは?

近年、深刻な問題となっていハラスメント問題ですが、今や50種類以上のハラスメントが存在すると言われています。
まずハラスメントとは「いじめ」や「嫌がらせ」など、相手に危害を加えたり強い不快感を与える行為をさします。
その行為の種類によって〇〇ハラスメントと名付けられています。代表的なものがパワハラ、セクハラなどです。
まず、現在ハラスメントと認められている種類を一部ご紹介します。

(1)パワーハラスメント(パワハラ)
☞権力、立場を利用した嫌がらせや、精神的、肉体的苦痛を相手に与える事など。

(2)モラルハラスメント(モラハラ)
☞モラルによる精神的な暴力や言葉、態度による嫌がらせ。(モラル=道徳)

(3)スメルハラスメント(スメハラ)
☞におい、体臭などで周囲を不快にさせる嫌がらせの事。

(4)セクシャルハラスメント(セクハラ)
☞性的な言動で個人、職場全体に不利益、不快感を与える事。

(5)マタニティハラスメント(マタハラ)
☞職場の妊婦に対して精神的、肉体的に嫌がらせをする行為。

(6)時短ハラスメント(ジタハラ)
☞処理しきれない業務量を抱える社員に定時退社を強要し自宅で残業をさせる事など。

(7)リストラハラスメント(リスハラ)
☞自主退職を執拗に促したりして嫌がらせをする行為など。

(8)テクスチュアルハラスメント(テクハラ)
☞文章中の嫌がらせや、SNSでの差別発言など。

(9)テクノロジーハラスメント(テクハラ)
☞PCなどの扱いが不慣れな人物へ行われる嫌がらせなど。

(10)エイジハラスメント(エイハラ)
☞年齢を差別して行う嫌がらせの事。

(11)エアーハラスメント(エアハラ)
☞場の空気を読まない発言などで意図的に場の雰囲気を悪くする行為。

(12)テープハラスメント(テプハラ)
☞何をするにしても録音していないか執拗に確認する行為。

(13)ブラッドタイプハラスメント(ブラハラ)
☞血液型の話題で心理的苦痛を与える行為。日本において少数の血液型への不当な評価
(最も少数なのがAB型であり次点がB型)

(14)カスタマーハラスメント(カスハラ)
☞顧客・取引先が悪質なクレームや不当な要求をする行為。

(15)セカンドハラスメント(セカハラ)
☞ハラスメントを受けた人間がその後に周囲の同僚、上司からバッシングを受けたり、
仕事の協力を得られない等の二次被害。

(16)エアコンハラスメント(エアハラ)
☞職場の空調の設定温度での嫌がらせ。設定温度を極端に下げたり上げたりする行為。

(17)アカデミックハラスメント(アカハラ)
☞研究教育の場において自分の権力を利用した嫌がらせをする行為。

(18)ジェンダーハラスメント(ジェンハラ)
☞性別で人はこうあるべきだと圧力をかけた言動。(男、女のくせに・・・等)

(19)パタニティハラスメント(パタハラ)
☞育児休暇や育児の為の時短勤務を希望する「男性社員」に対して嫌がらせをする行為。

(20)ハラスメントハラスメント(ハラハラ)
☞自身が不快と感じた相手の言動をハラスメントだと過剰に主張する行為。

今回は20種類のハラスメントをご紹介しました。ハラスメントの対策は、ハラスメントを知ることからです。
日本社会において、今後はより相手の人権を尊重し風通しの良い働きやすい環境づくりが重要な課題になります。
相手の心は読めなくてもハラスメントの知識をつけていればハラスメントにおけるNG行為は避けられるはずです。

また、こういったハラスメントを受けた方が内部通報後のセカンドハラスメントを恐れ、内部告発に走ってしまうと、
会社は深刻なダメージを負うことになってしまいます。
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