LINEのセクハラはどこから?注意すべき点
今や業務でLINEを使用している企業も少なくありません。
しかし業務の延長で送った文章でセクハラ認定されてしまう時代が、もう来ています。
文章は言葉と同じで人の受け取り方は様々であり、人の感情を動かす力を持っています。
今回はLINEでの送信文章でNGと言われているものを3つピックアップしましたのでご紹介します。
(1)プライベートな質問
業務上の連絡から脱線してプライベートな質問を聞くことはやめましょう。
相手は業務で必要だからという理由のみでLINEを使用している可能性もあります。
「〇〇の件、よろしくお願いします。」「ところで〇〇さん彼氏はいるの?」
この人ははじめから自分にこういう質問をしたくてLINEを聞いたのか?と思っても仕方ありません。
もし話が逸れても「彼女とはどうなの?」「タイプの社員いるの?」といったプライベートな質問は避けましょう。
(2)執拗に送り続ける
既読がついているのに返信が無い・・・。そんな状況で我慢できずにLINEを一方的に送り続けるのもやめましょう。
自分は「何かあったのかな?」と思ってしたことでも、送られている方は急を要さない内容の返信を催促されることになりますし、不快な気持ちになったり最悪の場合恐怖を感じることも有ります。そうなってしまうとハラスメントに該当してしまう可能性があります。相手の立場に立って、余裕を持った対応を心がけましょう。
(3)送るスタンプの種類
何かと便利なスタンプ機能ですが、スタンプひとつでハラスメント認定された事例があります。例えばハートマークのついたスタンプであったり、動物がハグやキスをしているものがそれに当たります。異性に対してそういった内容のスタンプを送ることは最早、意図の弁解が難しくスタンプひとつで自分が積み上げてきた実績や威厳が崩れてしまう可能性もあります。同性に送らないような内容のスタンプは異性に送ることは避けるべきでしょう。
世界中で使用されているLINEですが、便利であることと同時に一歩間違えれば取り返しのつかない事態に発展するケースもあります。
冒頭で記した通り、文章は人の感情を動かす力を持っています。
また、対話と違い表情なども見えない為、思いがけない文面を目にすると相手の意図が読めず恐怖する場合もあります。
それが業務で使用するLINEであるなら相手の受け取り方は一層強いものになるでしょう。
異性と業務の延長でLINEのやりとりをする際は自覚を持って行いましょう。
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